
先日のファーマーズマーケット後のミーティングで、
同じ出店者の羽間農園さんから、遅霜被害のお話を直接聞くことができました。
霜が降りると茶葉が黒くなり売り物にならなくなるそうです。
霜で葉っぱが凍るのは気温の下がる4時ごろ。それを警戒して、様子を見るために2時に起床されたそうです。
でも、その日は2時に起きると既に葉が凍っており、大急ぎて布を使って葉についた水滴を落とそうとご夫婦で明け方まで作業をされたそうです。
山の上の方の畑は被害を免れたそうですが、他の茶畑は駄目になってしまったとのこと。ほんとに正に今から新茶摘みが始まるという、直前の被害。
被害は100万円にもなるそうで、それまでの労力も水の泡。。。
霜被害からお茶を守るための気温を感知して作動する扇風機は1台200万円もするのだとか。羽間農園さんの敷地面積だとそれが10機も必要になってしまうそうです。
今回は7年ぶりに被害にあったとおっしゃってました。
最後に「終わったことは仕方ないので、前向いてやるしかないです」
と、にこやかにおっしゃっていたのが印象的で、
自然と付き合っていく、自然の中で生きていく強い覚悟を感じました。
「強くて優しい」そんな言葉がぴったりの羽間農園さん。
自然栽培でお米やお茶を作られています。
どれも、衝撃的に美味しい。これが自然の恵みですね。
https://hamanouen.blogspot.com/
こうやって大切に作られたお米やお茶。
大切にいただきたいなと改めて感じました。
https://www.panya-fukuwarai.com/20190520/
奈良の他のお茶農家さんも同様の被害に遭われています。
一人でも多くの方に知っていただきたいなと思います。
まずは、知ることから。
いつもありがとうございます。
店守 秀美
~パンを通してHappy&Smileを~
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